【MO】モダンフェスでドレッジヴァインが5-0
2015年7月7日 モダン コメント (2)7月に目白押しのイベントの多さから自分のモダン熱が
高まる中、ドレッジヴァインの調整を行っていた所に
サルベで面白いニュースを発見。MOのモダンフェスで
ドレッジヴァインが5-0したらしい。
以下がそのリスト
色々と面白い試みが見られる興味深いリストです。
《恐血鬼》を切るリストは人によっては十分あり得るのですが、
《忌まわしい回収》も抜いたのは意外です。代わりに十分な
除去札と《幽霊街》+《浄土からの生命》のコンボを採用しています。
墓トロールに加えてロームの発掘や多めの共鳴者で墓地を肥やせると
踏んでいるのでしょうね。そして必要牌を引き込む性能の低下は
追加した除去で消耗戦に持ち込む事で補う。消耗戦に非常に強い
ドレッジヴァインの戦い方としては理に適っていますね。
ゴーストロームコンボはトロンやアミュレットなどに対してはもちろん、
アブザンやグリクシスなど多色化が顕著な今の環境に対しても
有効に機能するでしょうね。《幽霊街》の採用にあたって一般的な
土地20枚を削る事無くそのまま22枚に増やしているのは
事故をケアする以上に《幽霊街》を土地として数えていない
という考えがあるからかも知れませんね。(それによく見れば
このリスト、赤のカードが物あさりと《稲妻の斧》そしてサイドの
遺恨しかなく、《恐血鬼》などの同色ダブルシンボルもいないので
そもそも事故の確率は非常に低い)
《稲妻の斧》の採用もまた興味深いです。
追加コストのディスカードが共鳴者の役割を持つ他
1マナでタフ5のタシグルやサイを落とせるのは
爆発的な攻撃力をパワー4の《復讐蔦》に頼っている
このデッキにとっては大きな意味を持ちます。
《残忍な切断》と合わせて実質1マナの除去を増量しつつ
共鳴者として必要札を墓地に集められるのは少ない土地で
たくさんアクションを起こしたいこのデッキの回りを
良くするためには有効なアプローチですね。
サイドの注目点としては2種の力線と《滅び》の採用でしょうね。
ドレッジデッキは墓地さえ肥やせれば回る為マリガンに強いのが
隠れた特徴ですが、力線はその過程でうっかり引けてしまえば
特定のデッキを完封し得るキラーカードの為、相性は良いと言えます。
《滅び》もこちらよりも早くたくさん並べる相手に刺さり、
消耗戦に強いこのデッキにとっては苦にならない選択肢。
総じてアグロよりも除去ミッドレンジに近い構造をしたリストに
なっていますが、根本の蔦による爆発的な攻撃力は維持しています。
むしろブロッカーを除去した上でうまく蔦連打が決まると
相手に立て直す余裕を与えずに圧倒出来ます。
普通のジャンドアグロと比較してもハンデスを欠く分、
墓地利用による除去耐性や蔦の爆発力があり、受ける側からすれば
対処法を手札から落とされるジャンドアグロと、対処法が限られる上に
スピードのあるドレッジヴァインと、肩を並べられる点は十分に
あると予想します。除去も枚数だけならジャンドアグロの方が
多いですがこちらも8枚と少なくなく、加えて5枚は実質1マナと
ジャンドアグロよりも軽いのが特徴。ジャンドも1マナ除去は
《稲妻》がありますがこちらは切断と斧で受けられる範囲が
広い点で評価できます。
昨今のモダンブームによる環境の多様化の中でも進化して
新しいリストを作る事が出来るドレッジヴァインの奥深さに
触れられた気がしました。
高まる中、ドレッジヴァインの調整を行っていた所に
サルベで面白いニュースを発見。MOのモダンフェスで
ドレッジヴァインが5-0したらしい。
以下がそのリスト
(http://www.mtggoldfish.com/deck/301146#paper)
土地:22
4黒割れの崖
2血の墓所
4血染めのぬかるみ
3草むした墓
4樹木茂る山麓
1森
2沼
2幽霊街
生物:24
4ゴルガリの墓トロール
4墓所這い
4グルマグのアンコウ
4ロッテスのトロール
3サテュロスの道探し
4復讐蔦
1朽ちゆくネズミ
その他:14
4信仰無き物あさり
3突然の衰微
2稲妻の斧
2残忍な切断
1浄土からの生命
1暗黒破
1骨までの齧りつき
サイド:15
3思考囲い
2呪文滑り
2古えの遺恨
2ゴルガリの魔除け
1骨までの齧りつき
1暗黒破
1滅び
1神聖の力線
1虚空の力線
1大渦の脈動
色々と面白い試みが見られる興味深いリストです。
《恐血鬼》を切るリストは人によっては十分あり得るのですが、
《忌まわしい回収》も抜いたのは意外です。代わりに十分な
除去札と《幽霊街》+《浄土からの生命》のコンボを採用しています。
墓トロールに加えてロームの発掘や多めの共鳴者で墓地を肥やせると
踏んでいるのでしょうね。そして必要牌を引き込む性能の低下は
追加した除去で消耗戦に持ち込む事で補う。消耗戦に非常に強い
ドレッジヴァインの戦い方としては理に適っていますね。
ゴーストロームコンボはトロンやアミュレットなどに対してはもちろん、
アブザンやグリクシスなど多色化が顕著な今の環境に対しても
有効に機能するでしょうね。《幽霊街》の採用にあたって一般的な
土地20枚を削る事無くそのまま22枚に増やしているのは
事故をケアする以上に《幽霊街》を土地として数えていない
という考えがあるからかも知れませんね。(それによく見れば
このリスト、赤のカードが物あさりと《稲妻の斧》そしてサイドの
遺恨しかなく、《恐血鬼》などの同色ダブルシンボルもいないので
そもそも事故の確率は非常に低い)
《稲妻の斧》の採用もまた興味深いです。
追加コストのディスカードが共鳴者の役割を持つ他
1マナでタフ5のタシグルやサイを落とせるのは
爆発的な攻撃力をパワー4の《復讐蔦》に頼っている
このデッキにとっては大きな意味を持ちます。
《残忍な切断》と合わせて実質1マナの除去を増量しつつ
共鳴者として必要札を墓地に集められるのは少ない土地で
たくさんアクションを起こしたいこのデッキの回りを
良くするためには有効なアプローチですね。
サイドの注目点としては2種の力線と《滅び》の採用でしょうね。
ドレッジデッキは墓地さえ肥やせれば回る為マリガンに強いのが
隠れた特徴ですが、力線はその過程でうっかり引けてしまえば
特定のデッキを完封し得るキラーカードの為、相性は良いと言えます。
《滅び》もこちらよりも早くたくさん並べる相手に刺さり、
消耗戦に強いこのデッキにとっては苦にならない選択肢。
総じてアグロよりも除去ミッドレンジに近い構造をしたリストに
なっていますが、根本の蔦による爆発的な攻撃力は維持しています。
むしろブロッカーを除去した上でうまく蔦連打が決まると
相手に立て直す余裕を与えずに圧倒出来ます。
普通のジャンドアグロと比較してもハンデスを欠く分、
墓地利用による除去耐性や蔦の爆発力があり、受ける側からすれば
対処法を手札から落とされるジャンドアグロと、対処法が限られる上に
スピードのあるドレッジヴァインと、肩を並べられる点は十分に
あると予想します。除去も枚数だけならジャンドアグロの方が
多いですがこちらも8枚と少なくなく、加えて5枚は実質1マナと
ジャンドアグロよりも軽いのが特徴。ジャンドも1マナ除去は
《稲妻》がありますがこちらは切断と斧で受けられる範囲が
広い点で評価できます。
昨今のモダンブームによる環境の多様化の中でも進化して
新しいリストを作る事が出来るドレッジヴァインの奥深さに
触れられた気がしました。
コメント
稲妻の斧も新発見でした。ぜひ採用を検討したいですね。
双子総督を赤1マナで捌けるのがありがたい!
赤1マナで死なないだろと油断している相手を打ち抜く一撃!
いまだに双子と当たったことがないのでそこらへんの
対策を早く身に着けたいものです