まずは上位陣チェック

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=28&start_date=01/24/2016&end_date=01/24/2016&event_ID=36&city=Atlanta

うむ、見事なまでにアグロだらけ。一応エルドラージもいる。
が、前評判がよかったトロンもスケシもいない。
マーフォークも上位にいることを見れば前評判をメタって
《広がりゆく海》や《血染めの月》などの
土地対策を積んだデッキだらけだと分かる。

まずい展開である

スケシにとっては非常にまずい。海はまだしも血染めが
流行るのはよろしくない。幸いトロンの方が被害が大きいので
競合相手が弱るのはよろしい事なのだが、一方でスケシは
メインからワームコイルなどの回復手段も基本的にない。
土地を攻められるだけでなく、《差し戻し》の効果が薄い
火力を投げられて押し切られるパターンも想像できる。

つまりここから考えられる当面の課題は:
・基本的アグロ対策
・土地破壊対策
・回復手段の確保 or プレイヤー火力対策
の3点とする。

アグロ対策に関しては従来の《神々の憤怒》に加えて
追加の全体除去や、除去の範囲を広げる事が一番直接的で
効果的と思われる。《白日の元に》(以下BtL)を使う
4色スケシならば白や黒を足すことで《至高の評決》や
《滅び》、《衰滅》などを検討できる。いずれも憤怒では
処理できない《刻まれた勇者》や《波使い》を屠れるのが◎。

土地破壊対策に関してはまず撃たせないのが一番なのだが、
いつまでも《差し戻し》で凌ぐのは無理がある。
《広がりゆく海》や《血染めの月》は割るのが早い。
タッチ黒ならBtL経由ででも《大渦の脈動》を撃てれば
楽である。タッチ白なら《摩耗+損耗》で親和の耐性も
上がる。サイド後の《塵への崩壊》は何としてでも
打ち消さねばならない。ヴァラクートを極力出さない
プレイを心掛けるのは難しくないが、ショックランドは
そうはいかない。特に山を含むショックランドに撃たれると
コンボのための山が足りなくなる危険性もあるため要注意である。
幸い土地破壊はあくまでメタ対策としての戦術の枠を出ていないので
これをケアしたプレイングもサイドボード以上に重要となるでしょう。

最後に回復手段及び火力対策だが、火力に関しては
《呪文滑り》に加えて起用するカードがパッと思い浮かばないので
回復手段を見ていきたい。今まで通りなら《強情なベイロス》で
BG系を対策しながら回復できたが、BG系の減少で枠を
無駄に食いつつある。自分が参考にしていたリストでは
《ムラーサの胎動》をサイドに用意していたが、
ある意味このカードは土地破壊対策も兼ねた理想的な
回復カードだと思われる。《大爆発の魔道士》や《幽霊街》など
追放しないでただ破壊するだけの土地破壊をカバーできるだけでも
大きなメリットである。桜族を拾えばチャンプブロッカーと
追加の土地も探せる。インスタントなので構えられると
まさにいいとこ尽くし。自分はこのカードを一度メインに
採用して試してみようと思っている。

ここまでの自分のアイデアをまとめると:
・追加の全体除去の採用(予算の都合上現在は《衰滅》)
・土地破壊をケアしたサイドとプレイング
・《ムラーサの胎動》の試験運転
となった。

ここに追加の要素を挙げるなら親和対策でしょうか。
メインからアーティファクトに触れるカードと言えば
《コラガンの命令》などがありますが、緑や赤には
対アーティファクトのカード豊富なので上記の課題も
同時にカバーできるカードを探したいところ。

もちろん上記のカード以外にも対策カードは存在するでしょう。
中には私が挙げたもの以上に理想的なものもあるでしょう。
BtL型スケシのはこれらのカードをシルバーバレットとして
枠を無駄に消費することなく要所で持ってこれる柔軟性が強み。
GPTまで時間はまだあるので、しっかりと研究していきたい。


コメント

サンダー
2016年1月27日10:25

良い内容の日記だったのでリンクさせて頂きました

桜/メイプル
2016年1月27日10:48

ありがとうございます
モダン熱を保温するには少しでも考えを
書き留めることも必要だとやっと分かってきました笑
一応こちらからも相互リンクさせていただきます
よろしくお願いします

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